いつも心に Caribbean Groove
ミュージカル「スタミュ」
team柊単独公演『Caribbean Groove』
見てきた。スタミュというコンテンツはどれもこれもキラッキラに輝いていて眩しい。眩しすぎて泣けてくる。
会場が舞浜アンフィシアターということもあり、ミュージカルというよりよく作られたショーて感じだったけど、これはこれで楽しかった。
昨年のレビュー公演は未見(アニメ、ミュミュ1・2、シャフレは済)で行ったので、役名がなんとか一致するくらいの状態だったんだけどめちゃくちゃ面白くて引き込まれた。
アルベール(申渡)が美味しすぎると思うんだよ。便宜上座長はクリス(辰己)なんだろうけどフラットに見たらあの話はアルベール主演だと思った。何も知らないクリスとアンリ(卯川)を守る姿が男でかっこよかった。ティエラ(虎石)と盃を交わすのも胸熱だった。(記憶曖昧なんだけどこのシーンあったよな)
大人と子どもがハッキリしてるのがいいよなあ。クリスとアンリ、アルベールとティエラ。ジョバンニ(戌峰)はまたちょっと別枠だけど、「無垢な子ども」と「真実を知ってる大人」の対比が熱い。それをある種静観する立場のジョバンニもめちゃくちゃ良い役だよな。スタミュ本編ではみんな同い年で平等な立場だからこそ、物語の世界に入って役が与えられるとそれぞれの関係がいつもと違ってきて面白い。
この舞台はあくまでもスタミュの劇中劇なので、キャストたちは“辰己琉唯が演じるクリス”とか“申渡栄吾が演じるアルベール”をやるわけだけれど、それがまたこの舞台の魅力だと思う。例えば櫻井くんが演じるクリスと辰己琉唯が演じるクリス、生まれた場所、育った環境、そもそも存在する次元が違う彼らだから絶対にアプローチの仕方は違ってくるわけで。現実世界に生きる俳優はこう演じるけどスタミュの世界にいる彼らはまた違う感受性でもって役を解釈するのだろうと思うので、その辺の折り合いについて詳しく聞きたいなと思った。(すでにどっかで話してたらあれだけど)
今回特に目を奪われたのはアンリの太腿。もとい成長。実は原作は卯川くん推しなので、カリグル内でのアンリの葛藤や成長がアニメ2期の卯川くんと重なって泣いた。それはもうボロッボロに泣いた。誰よりも小さくて意地っ張りで弱虫なアンリだったけれど、信頼できる仲間がそばにいて彼を強くしたんだなあ。勇気を振り絞って王を選んだ姿は最高にかっこよかったよ。(ここで大号泣)
それにしてもアンリの衣装は犯罪だと思う。あれはどう見ても女子の足。なんかTMRっぽい格好で稽古してるイメージなんだけど星元くんはいったい何者なんだろう。
あとは何よりも、もう、圧巻のライブパートだよ。これぞteam柊!!!圧倒的な実力を見せつけられている。
はにとらずるい。あんなのめちゃくちゃずるいよ。虎石くんを好きにならずにはいられないじゃないか。会場2000人、あの瞬間は全員虎石くんに恋をしていたと思う。女に生まれただけでありがとうって言ってくれるんだもんな、虎石くんは。いつも心に虎石を・・・。あんなクサい台詞を言って様になる高野くんもさすが。
ライブパート、気持ち虎石センターが多い気がしたんだんだけれど、彼への餞だったのかな。卒業おめでとうございます。
ともあれカリグル、最高だった。
最高だっただけに、終演後まず思ったのは「team鳳単独公演が見たい!!!」だった。純粋に羨ましい。フルで歌が聴けること、新規衣装があること、何よりもずーっとやってきたメンバーで卒業を祝えること。あげたらきりがないけれど、ただただめちゃくちゃ羨ましい。
だから、カリグルにこんなストーリーが隠されていたのなら、星瞬カウントダウンや永遠ステージにも何か物語があるんじゃないか、それを単独公演で見たい!とも考えたけれど、たぶんそれはそのままteam鳳の軌跡なんだろうなと思った。もう舞台化してた・・・。
でもやっぱりチームメイト5人でやる単独公演に意味があると思うので、来年初夏はteam鳳単独公演、何卒よろしくお願い致します。
その前に3rdを楽しまなければ!新キャストも新キャラも、全力で受け入れる態勢はできてます!
ストテラ組はやっぱりストテラを歌うんだろうか。柊先輩や鳳先輩暁先輩、アンシエントは出ないみたいだけど、どんなストーリーになるんだろうか。楽しみなことが多すぎる。
個人的にいちばん楽しみなのは天花寺翔さま。橘龍丸くん、浴衣でカリグル観劇来てたらしく天花寺翔さまかよとなった。(天花寺翔さまだよ)
スタミュ、永遠ステージだ。